日記

森の中のコンサート

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 箏路の森の中の駐車場につくと

 

 さわやかな歌声が聞こえてきました。

 ♪~♪~~ ♪~♪~~ ♪~♪~~ ♪~♪~~♪

 
 森の中にもスピーカーをつけたのかな?~とか

 森の中にも届くように、

 今日は、かなりボリュームを上げて

 CDをかけているのだな~と…勝手に思いながら、

 お店に向かっていくと…

 テラスで、森のコンサートを行っていました。

 

 
 その歌声に吸い込まれるように

 自然と足がテラスの方へ惹き付けられ

 そして釘付けで聞き入ってしまいました。

 

 透きとおる爽やか歌声、

 超のびやかな歌声、

 ぶれないまっすぐな歌声に

 鳥肌をかく思いでした。

 このミージシャンは、satoko さん

 ボサノバギターの弾き語りをして、

 全国ツアーをしていらっしゃいます。

思い描いた曲をパソコンで作曲も

今もお若いですが、昔は、ピアノなど音楽の先生をしていたとのことです。

とても素敵な方で、ご覧のとおり美人で、チャーミング!

容姿端麗で、その上、人々を感動させる歌声も持ち主、

何一つ申し分ない人生を歩んでいるのだろうと思うでしょうが、

実は、彼女の背景には、背負っている重いもの 

秘話ががありました。

誰もがびっくり動揺してしまいます。

どんなことかと申しますと、

7年前に、白血病と子宮頸癌を同時に宣告されたとのこと。

そのときは、滝壺にでもつき落とされた感覚で、

真っ白になって、

この先の生きる勇気を失い、

まず行ったところが、沖縄県の宮古島だったそうです。

その時に作られた曲が

『宮古の風』

生死と向き合って歩んでいる思いが、

歌声にも表現されていました。

今を大事にし、

前向きに生きている躍動感に

生命力を感じ、強さを感じ

そして、人に対しての優しさいたわりを感じました。

免疫力を高めるために前向きに

精一杯できることに挑戦している

satokoさんの生きる姿勢に パワーをいただいた

コンサートでした。

今日は二人のアーティストがいらしているとのことで、

つぎは、佐野市出身の篠笛奏者 嶋田千秋さんの

演奏でした。

ちょうど雨が降り始めましたが

奏者はテラスで、

観客はテントの下で雨が凌げ、

箏路でのライブは、雨でも大丈夫!!

しっとりした雨の中、

静寂な森の中は、マイナスイオンで満ちあふれました。

その中で、竹を割ったような篠笛の繊細な音色が

森に響きわたると、

平安時代にタイムスリップしたような

侘び寂びの世界観に浸れました。

最後には、お二人のコラボ

今朝初めてお会いしたお二人だそうですが、

素敵なコラボでした。

この写真の左下で、筆を持って描いている方は、

『誓道』さん 日光市の方です。

即興でスケッチされ、描いた絵をプレゼントされていました。

うまいですね!!!

パステルカラーの水彩画 

ほんと、チャーミング~グウ~

誓道さんのサインがしっかり入っています!!

世の中には、自分のできることを精一杯表現し

感動を与え、元気づけてくださっている方々が

たくさんいることに感謝します。

人と人の関わりがあり、

感動があるから、生きていられることを感じます。

本日の突然の箏路でのライブ

この上ない感動をゲットできました。

ありがとうございました。

最後になりますが、

この企画は、俳優兼イラストレーターの田野井楓弥さんのお力でした。 

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